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お盆に定番の食べ物10選|帰省の手土産にも喜ばれる地域別の行事食&人気料理

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目次

お盆に食べる料理・食べ物にはどんなものが?

日本の夏を象徴する行事、お盆。地域によって違いがありますが、全国的には8月13日~15日頃。この時期は、離れて暮らす家族や親戚で集まって過ごす機会も多いですよね。今回は地域ごとに異なるお盆の食べ物についてご紹介します。

お盆について

お盆は、もともと仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)を略したもので、先祖を供養する日本の夏の伝統行事。地域や宗派によって違いはありますが、迎え火や送り火、盆飾りや盆提灯、法要やお墓参りをするなど、さまざまな風習が残っています。普段は離れて暮らす親族が一同に会し、故人の思い出を語り合ったり、近況報告をする貴重な機会にもなっていますね。

お盆に食べる料理・食べ物

お盆はご先祖のために仏壇にお供えした食べ物を、おさがりにいただく風習があります。そのため各地のスーパーで、お供えや行事食が並ぶのが、この時期の風物詩。全国的にはおはぎやそうめんなどが定番として知られていますが、地域によって独自の料理がふるまわれることも。

殺生を禁じた仏教の教えから、肉や魚、卵を使わない精進料理に由来するメニューが多い一方で、故人の好物をお供えしたり、家族みんなで楽しめる食べ物を準備するなど、時代やライフスタイルに合わせた変化も見られます。

[地域別]家族や親戚で!お盆に食べる料理・食べ物10選

ここからは、家族や親戚が集まるお盆にピッタリなメニューを解説。全国的な定番から知る人ぞ知る郷土料理まで、この時期に食べられるメニューは地域や家庭によって実にさまざま。帰省の手土産にも便利な商品とあわせてご紹介します。

赤飯(北海道・東北)

お祝い事に欠かせない「赤飯」。北海道や青森、秋田など一部東北地方では、お盆の食卓の定番です。赤飯に入っている小豆の魔除け効果が、その由来という説も。地域によっては、甘納豆や砂糖を入れて炊く、甘い赤飯がポピュラーです。甘いものがご馳走だった時代の名残かもしれませんね。

岩手県釜石市の「もち屋くどう」の赤飯。県産のもち米と北海道産の金時豆を使っています。ほっこり、やさしい甘さが癖になる美味しさ。

もち屋くどう
金時赤飯

おはぎ(全国)

もち米とうるちを丸めて餡で包んだ「おはぎ」。魔除け効果や五穀豊穣祈願で親しまれる、全国的なお盆の定番です。ちなみに名前の由来は、秋のお彼岸の頃に咲く”萩”。よく似た「ぼたもち」は牡丹にちなんだ名で、春のお彼岸のお供え菓子です。

曲げわっぱに並ぶ姿が愛らしい「日々餡」の「七福おはぎ」。小豆餡の他、ごまやカボチャ、季節餡など、カラフルな7つのフレーバーを楽しめます。帰省のお土産に喜ばれそうですね。

日々餡
七福おはぎ

団子(全国)

「団子」も日本各地でお盆にお供えされるお菓子。丸い白玉を積み上げたり、たれやきな粉をまぶしたりと、地域によって違いがあります。現世に戻ったご先祖を歓迎する「お迎え団子」冥途に戻るお土産の意味を込めた「送り団子」など、お盆の期間中に複数回お供えする地域も。

山形の菓子店「かすり家」の詰め合わせ。国産米粉を使った生地は、ほどよいコシと歯切れの良さが自慢。しょうゆやこし餡など、6つの味を食べ比べできます。

かすり家
季節を楽しむ団子 6本詰め合わせ

ずんだ餅(東北)

宮城県をはじめ、東北地方の郷土料理として知られる「ずんだ餅」。鮮やかなグリーンの餡は、見た目も涼し気。原料となる枝豆が真夏~秋に収穫ピークを迎えることから、家族が集まるお盆に、作って食べるご家庭が多いようです。

仙台の人気店「ずんだ茶寮」のずんだ餅。しっかりとした粘りとコシのある餅に、みずみずしいずんだを絡めた伝統の味。作りたてそのままの美味しさを冷凍でお届け。

ずんだ茶寮
ずんだ餅

そうめん(全国)

夏の食卓に欠かせないそうめんも、全国各地で、お盆にお供えされることの多い食べ物です。細く長く幸運が続くことを願うという説や、ご先祖が乗る精霊馬の手綱に見立てて供えるという説も。贈答品にも喜ばれるので、手土産にピッタリです。

ちょっぴり高級感のあるものをお探しなら、手延べそうめんの老舗「三輪山本」。吟味した専用小麦粉で、熟成期間を経てじっくり作られる「糸依」。しっかりしたコシと食感を楽しめます。

三輪山本
糸依

たらおさの煮しめ(大分)

お正月やお祝いの席で食べられる「煮しめ」。お盆に作る家庭は、地域を問わず多いようです。お供えの場合は精進料理のように、根菜中心に作るのが一般的ですが、地域によっては個性的なメニューも。

例えば大分・日田地方の「たらおさの煮しめ」。鱈の内蔵の干物を使った郷土料理です。昔は海産物が貴重だったため、来客の多いお盆のご馳走になったんだとか。嚙むほどに旨味が染み出る美味しさで、ちょっと癖になりそうな食材です。

乾物の里
たらおさ

あらめの煮物(関西)

身近な家庭料理として普段の食卓になじみの深い「煮物」。関西はお盆に海藻の「あらめ」を使うのが定番です。特に京都では、冥途に帰るご先祖のために、煮汁を玄関口に撒く「追い出しあらめ」という風習があり、お盆に欠かせない食べ物なんだとか。

古くから伊勢神宮にも献上され、現在も生産量の多い三重県伊勢志摩地方の天然あらめ。コチラは刻みタイプで、ひじきと同じように調理できます。煮物の他、サラダや酢の物にしても。

神宮会館
天然きざみあらめ

天麩羅饅頭(長野)

「天麩羅」も各地で食べられるお盆の料理。衣に卵を使わず、野菜やキノコが具材の”精進揚げ”が一般的ですが、長野はちょっと特別。野菜に限らず、さまざまな具材を揚げるそうで、地元のスーパーでは、天ぷらの売り上げが数倍に跳ね上がるほど。

中でもユニークなのが「天ぷら饅頭」です。文字通り饅頭を揚げたもので、中信や南信地方ではお盆の定番。外はサクサク、中の餡はしっとり。いつもの饅頭とは一味違う美味しさです。

藤山
天ぷら饅頭

夏おせち(全国)

お正月の定番「おせち」。10年ほど前から、人が集まるお盆にも良いのでは?と、一部の食品メーカーや料理店が「夏おせち」の名称で販売をスタート。まだまだ知名度は低く、取り扱いも少ないですが、これから定着するかも?

忙しいご家庭なら、おせちのようなオードブルのお取り寄せはいかがでしょう?大阪の人気イタリアンレストラン「サロン ド リアン」のシェフが考案した豪華な和洋折衷メニュー。1日10食限定。

サロン ド リアン
冷蔵オードブル 彩

鰻(全国)

暑さが厳しい夏の滋養を養う食べ物といえば「鰻」。7月の土用の丑の日に食べる習慣が有名ですが、実はお盆の人気メニューでもあります。殺生を避ける仏教の教えからは外れるものの、故人の好物だったからと、お供えすることも。

久々に集まった家族のために、ちょっと奮発したい!という時は、本場のお取り寄せを。厳選した国産のプレミアム活鰻を使った「大五うなぎ工房」の蒲焼き。極上の脂のりで、食べ応え満点です。

大五うなぎ工房
国産極上うなぎ蒲焼き

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